レンディングクラブ(LC)。2016年秋冬号。

2017.01.04

フィンテックで有力企業に成長するか?

先進国はマイナス金利やゼロ金利など、金利が低い環境が続きました。そのため、伝統的な銀行業は利益をあげられなくなりました。従来の巨大銀行は、企業への融資で儲けることができず、苦しんでいます。

そんななか、資金を必要とする人と資金を融資したい投資家を、IT技術によって直接に結び付けることができるようになりました。ビッグデータを処理・解析することで、ノウハウのある銀行でなくても、融資のリスク管理ができるようになった、とされています。

その金融の世界で新たな有力企業に成長するかもしれないのが、レンディングクラブです。元財務長官のサマーズ氏ら、金融業界の著名人がレンディングクラブの役員になるなど、有力な後援者も得ています。レンディングクラブは貸出を行わないので、金利変動や貸し倒れリスクを負わない、というところも長所です。

最近、レンディングクラブでは不祥事があって、創業者のCEOが辞任したりと良くないニュースがありました。そのためか、株価も低迷しています。ただ、これから復活すると考えるなら、今のうちに株式を買っておくと、テンバガーもありえます

何とか持ち直して、まったく新しいビジネスモデルを興した、金融業界の有力なプレーヤーまでに成長してもらいたいものです。その成長のおこぼれを、私もいただきたいです。

 

業績や株価の推移

話題性がある大掛かりな新興企業にありがちですが、業績は赤字です。当面は、黒字化はしないようです。(単位は100万USD)

営業収益 純利益 1株利益
11.3 6 -11 -0.33
12.12 33 -6 -0.17
13.12 98 7 0
14.12 211 -32 -0.44
15.12 429 -4 -0.01

 

次に、株価のチャートです。

2014年の末に上場して、それ以来、株価は下がりっぱなしです。話題性のある新規上場企業にありがちですが、上場したときにブームのピークが来て、ワーッと株価が上昇しています。

そのあとは、いろいろと現実の厳しさが露わになったのでしょう。賢い人はサッと利益を確定したり、ブームに乗り遅れた人が損切りしたりして、株価はダダ下がりです。何度も大きく下落した局面があったので、みんな諦めた感じです。

で、忘れられた感じで、この1年弱はウダウダと横ばいです。もし、レンディングクラブが本物で、金融業界の一大勢力にまで復活と信じるなら、今の横ばい時期に買いこんでおくと良いかもしれません。何年か後に、大化けすると嬉しいです。

ですが、このままくすぶって消えていく、という線ももちろんあります。投資は自己責任でお願いいたします。宝くじ感覚で、余裕資金を少し振り向けておくぐらいでしょうか?

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