日産化学工業(4021)。2017年新春号。

2017.03.16

数少ない、日本の成長する化学会社。

四季報によると、化学品や機能性材料のほか、農薬や医薬品原料などを製造・販売する化学会社です。

日本の化学メーカーとしては珍しく、利益率がかなり高いです。そして、毎年毎年、売上と利益を成長させています。財務も良好です。

多くの日本の化学メーカーは、景気循環に沿って売上や利益が変動し、利益率は低く、借金が多い傾向があります。これら利益が出にくい他社に比べ、当社は優良銘柄と言えるでしょう。投資を検討したい銘柄ですが、今はPERが20倍台半ばなので、高い印象があります。景気が悪くなった時期に買っておきたい銘柄です。

 

業績や株価の推移

この5年間も着実に成長しています。(単位は100万円)

売上高 純利益 1株利益
12.3 148578 10975 64.5
13.3 153806 13879 83.7
14.3 163658 16701 102.1
15.3 171206 18199 114.0
16.3 176894 22350 143.4

 

次に、株価のチャートです。記事冒頭のチャートは過去30年のもので、下のチャートは過去10年のものです。

 

チャートを見てまず感じるのは、2012年からの素直な上昇トレンドです。2012年の半ばを起点に、きれいにほぼ一直線に、約4年半上昇を続けています。これは業績の伸びを評価して、素直に利益が伸びるように株価も上がっている感じです。

過去30年間の株価の動きを見ると、1990年付近でピークがあったりしますが、今から振り返ると小さい山です。これはバブル期の高騰ではなく、その後の会社の成長が表れた結果でしょう。

やはり、ITバブルの頃や、サブプライムローンバブルの頃にもピークはあります。それでも、今の株価の方がずっと高いです。ですから、長期投資に適した会社かと思われます

ひとつ注意したいのは、さすがに直近の株価の上昇には疲れが見えるので、今からの投資には慎重になった方が良さそうです。むしろ株式市場の暴落や景気後退局面を待ち、そのあとでじっくりと買いを検討したい銘柄です。

投資は自己責任でお願いいたします。

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