カカクコム(2371)。2017年新春号。

2017.02.19

値動き的には、高成長の時期は終わった?

四季報によると、「価格.com」や「食べログ」を運営する、インターネットメディアを事業とする会社です。

カカクコムの優良ぶりは凄まじく、アメリカの超優良企業並みの利益率です。ものすごく儲けて、高成長を続けてきました。当然、有利子負債もない健全財務です。

で、非の打ち所のない会社なのですが、このところ株価の値動きは軟調です。また、食べログへの不満がネット上で話題になるなど、ビジネスモデル的にも微妙な感じになっています。これからもしばらくは成長を続け、利益を出し続けるでしょうが、会社が高速成長する時期は終わってしまったのかもしれません。

少なくとも今の株価の動きは、会社の将来に期待している感じではありません。優良企業だけど株価の動きは微妙、ということで、投資は検討しても良いでしょうが、株価のトレンドの監視は怠れません。

 

業績や株価の推移

この5年間の業績は、売上と利益が成長し、輝いていますが‥。(単位は100万円)

売上高 純利益 1株利益
12.3 20087 5267 22.7
13.3 23276 7090 31.1
14.3 29814 9066 40.5
15.3 35787 10890 49.2
16.3 41275 13100 59.6

 

次に、株価のチャートです。記事冒頭のチャートは過去20年間のもので、下のチャートは過去10年間のものです。

 

長期のチャートを見ると、とにかく優良で成長する会社なので、株価は右肩上がりで来ました。金融危機では下がりましたが、上場から2013年まで大きく見れば上昇トレンドで、アベノミクス相場でブレイクしました。

ただ、アベノミクス相場では、早い段階でピークをつけました。2013年のうちに一回天井となり、もう一度盛り返しましたが、レンジ相場のようになっています。2016年からは、下降トレンドのようにも見えます。

カカクコムが日本の大企業にまで成長するなら、この株価の価格帯も単なる保ち合い相場になるはずです。さらに階段状に株価は上がるはずです。しかし、成長が遅くなり、利益率が下がって普通の会社に近づいていくなら、株価はあまり上がらないでしょう。これからの株価の推移は注意が必要でしょう。

投資は自己責任でお願いいたします。

関連記事

広告