滝沢ハム(2293)。2017年新春号。

2017.02.14

赤字体質から経営改善に成功すれば、大化けも?

四季報によると、高級ハムやソーセージに特長がある食肉会社です。惣菜なども手掛け、自社農場も保有しているようです。

業績はあまり安定せず、赤字の年もあります。利益率も低めで、毎年の利益や現金同等物に比べて、有利子負債もけっこう残っています。大株主はオーナー一族が連なっています。ただし、伊藤忠商事と関係が深まっているようで、伊藤忠も大株主です。

伊藤忠商事との協力関係で利益率が継続的に高まり、筋肉質な会社になれるなら、大化けもありえるかもしれません。ちょうど赤字から黒字に変わったところですので。

 

業績や株価の推移

業績は安定しませんが、これから連続して黒字が続くと、株価も上昇の期待が持てます。(単位は100万円)

売上高 純利益 1株利益
12.3 28093 178 17.4
13.3 28130 4 0.4
14.3 29441 -43 -4.2
15.3 29765 364 35.5
16.3 30366 152 14.9

 

次に、株価のチャートです。記事冒頭のチャートは過去30年間のもので、下のチャートは10年間のものです。

 

長期のチャートを見ると、まず、バブル期の高値は回復していないことがわかります。1990年頃からは、上げ下げはあるものの、ずっと右肩下がりとなっています。

金融危機のあった、2008年から2012年あたりが底値と考えてもよさそうです。

2012年頃からは、長い上昇トレンドが始まっています。これは直接には、アベノミクス相場と関係なさそうです。業績が上向き始めたので、それに反応して上昇トレンドが発生したと考えられます。

今のところは業績も改善傾向なので、このまま株価の上昇も期待できるのではないでしょうか。まだ株価の爆発的急騰ではないので、長く保有しておくと、化ける局面があるかもしれません。

もちろん食肉会社なので、為替や飼料価格など、自社とは関係ない逆風が生じることもあり、注意は必要です。

投資は自己責任でお願いいたします。

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