亀田製菓(2220)。2017年新春号。

2017.02.12

成長を続ける優良企業だが、株価は織り込み済み?

四季報によると、米菓では国内最大手の会社です。製品の知名度も高く、馴染みのある会社です。

業績もたいへん優良で、毎年、売上と利益を成長させています。配当も増やしています。菓子メーカーですが、利益率は高く、安定して成長を続けており、財務も良好です。

投資先として言うことなしの銘柄ですが、長年業績が良かったため、株価はずっと上昇トレンドにあります。そのため、株価に割安感はありません。優良企業で買いたい株ですが、相応の株価なので、テンバガーなどは期待できません。平均をやや上回るパフォーマンスが得られるかどうか?といったところでしょうか。

 

業績や株価の推移

四季報によると、8期連続で最高純益とのことです。非常に優れた業績です。(単位は100万円)

売上高 純利益 1株利益
12.3 78789 2277 107.6
13.3 81323 2842 134.8
14.3 92832 3121 148.0
15.3 94849 3368 159.8
16.3 97316 4032 191.3

 

次に、株価のチャートです。記事冒頭のチャートは30年間のもので、下のチャートは過去10年分です。

 

30年の長期チャートを見ると、まずバブル期にピークをつけ、そのあとずっと右肩下がりに下降トレンドとなっていました。

1990年代後半はずっと底値圏での停滞でしたが、2001年頃を境に、今度は長期の上昇トレンドに入りました。この上昇トレンドは息が長く、2008年までなだらかに上がり続けました。

金融危機でさすがに下げましたが、下落のダメージは少なく、すぐに回復しました。金融危機後はしばらく保ち合い期間にありましたが、再び2012年頃から上昇を始め、アベノミクス相場で完全にブレイクしました。

2000年頃の底値から考えれば、テンバガーを達成しています。優良銘柄を割安なうちに買い、ずっと我慢して保有していると素晴らしいパフォーマンスが得られる、という教材のような株です。今から買っても良い株でしょうが、もう投資でおいしい部分は、ほぼ終わってしまったかもしれません。

投資は自己責任でお願いいたします。

関連記事

広告